放射性物質の動き-河川水系Radioactivity Dynamics in River System
(2015年 更新)
Q今後も大雨で水位が高くなるたびに、河川敷の線量率は上昇するのではありませんか。<線量率の経時変化>
A放射性セシウムが堆積しやすい場所は、表面線量率が増減しやすいものの、全体的に空間線量率は徐々に減少する傾向にあります。
- 福島県・請戸川の調査事例で、比較的放射性セシウムを含む土砂が堆積しやすい場所では、表面線量率が増えたり減ったりしていますが、空間線量率に影響が及ぶ範囲はごく近傍の場所に限られています。
- 上流から下流にかけて、全ての観測点において、空間線量率の平均値は時間とともに減少する傾向にあります。
- 他の浜通り河川でも同様の傾向にあります。