放射性物質の動き－森林Radioactivity Dynamics in forests

• 地下水については、福島県を含む8県で延べ2,200回以上の調査が実施され、2011(平成23)年に放射性セシウムのうちセシウム134（¹³⁴Cs）について1地点、セシウム137（¹³⁷Cs）について2地点（いずれも福島県）において検出限界値である1Bq/L が検出されたのみで、2012(平成24)年度以降は全ての地点で検出されませんでした。

  出典（一部表現変更）：環境省「水環境における放射性物質のモニタリング結果(平成26年末とりまとめ)」(平成27年3月)

• また、2015(平成27)年度以降については、「地下水質のモニタリング調査における放射性物質の測定結果」より、福島県内のすべての調査地点において、放射性セシウム（¹³⁴Csおよび¹³⁷Cs）の継続的な測定が行われていますが、いずれも検出されていません。

  出典（一部表現変更）:環境省「地下水質のモニタリング調査における放射性物質の測定結果(平成27年6月～8月分)について」、環境省「地下水質のモニタリング調査における放射性物質の測定結果(平成29年2月分)について」

図1　福島県内における地下水質のモニタリング調査地

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関連するQ&A

• 放射性セシウムが地表から地中、地下水へ移動する心配はありませんか。＜リター層を流れる水中の移動＞
• 放射性セシウムが地表から地中、地下水へ移動する心配はありませんか。＜地中の深さ方向の移動＞
• 放射性セシウムの流出量は、河川流域のどのような特徴に影響されますか。【解析事例】
• 河川にはどこからどれくらい放射性セシウムが流出してくるのですか。【解析事例】
• 火災により河川や沢水に流出したセシウム量や濃度はどの程度ですか。その時間的な変化はどうでしたか。

参考文献

1. 環境省. “地下水質のモニタリング調査における放射性物質の測定結果（令和2年11月分）について”. 2021.1.29.