放射性物質の動き-河川水系Radioactivity Dynamics in River System (2015年 更新) Q河床には高い濃度の放射性セシウムが蓄積し続けているのではありませんか。 A福島県内の調査事例より、河床放射性セシウム濃度は、河川敷に比べて1~2桁低い濃度で推移しています1)。 図1 請戸川および小高川の各観測点における河川敷表土(最大濃度)および河床の放射性セシウム濃度※河川敷は1地点で3~8箇所測定し、図は最大濃度箇所の値を示しています。 出典: 環境省「東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査:公共用水域」 さらに詳しく(専門家向け) 関連するQ&A 森林等から河川に放射性セシウムが流入し続け、汚染が継続するのではありませんか。 土壌およびそれに付随する放射性セシウムは事故後どの程度流出したのですか。【解析事例】 森林のほとんどは除染されないと聞きましたが、セシウムは森林内に残っているのですか。 放射性セシウムはどんな土地利用の場所に、どれくらい沈着したのですか。 火災により河川や沢水に流出したセシウム量や濃度はどの程度ですか。その時間的な変化はどうでしたか。 参考文献 環境省, “東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査:公共用水域”. Q 河川敷には高い濃度の放射性セシウムが蓄積し続けているのではありませんか。<現在も堆積が続く場所での濃度> Q 森林等から河川に放射性セシウムが流入し続け、汚染が継続するのではありませんか。