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放射性物質の動き-河川Radioactivity Dynamics in River System

(2015年 更新)

河川から海に放射性セシウムが流入し続け、河口沿岸域は汚染が継続するのではありませんか。

河川から流入する放射性セシウムは、河川流域に沈着した放射性セシウムの総量に比べて極めて少ない量です。
また、堆積物について、河口沿岸域のセシウム濃度は河川のセシウム濃度より低いことから、汚染が広がる可能性は低いと考えられます。

  • 河口沿岸域では、砂質の土砂は河床土より低い放射性セシウム濃度です。
  • シルト質の土砂は河床土よりも高い濃度ですが、河川敷と比較すると低い濃度です。
  • 平成23年3月~11月にかけて放射性セシウムの動きと存在量を調査した結果、河川からの流入は少ないことが報告されています。

請戸川河口沿岸域の底質堆積物分布推定図と試料採取地点

図1 請戸川河口沿岸域の底質堆積物分布推定図と試料採取地点
請戸川河口沿岸域底質の深さ方向の放射性セシウム分布(試料採取:平成27年10月)


図2 土砂中の137Cs濃度(kBq/kg乾燥重量

出典:小林卓也ほか, “海洋における物質動態のモデル開発”, 原子力機構研究成果報告会,ふくしまの環境回復に係るこれまでの取り組み, 福島.(平成27年11月)