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放射性物質・空間線量率Radioactivity and Air Dose Rate

(2016年 更新)

環境中で放射性セシウムはどの程度動いているのですか。【解析事例】

請戸川流域(福島県双葉郡浪江町)内のフォールアウト5年後の放射性セシウムのストック・フローを計算しました。その結果、大柿ダム湖での流出率や海への流出量等の実測値とおおよそ整合することを確認しました。

  • 大柿ダムでは流入に対しておおよそ10%が流出。Kurikami et al. (JER, 2014)と整合的。
  • 河川から近海へのフラックスは0.17TBq/y程度。2014年度のJAEA実測値0.23TBqと同程度。
  • そのほか、Cs濃度が解析、実測間でオーダーで一致することを確認しました。

請戸川流域(大柿ダム周辺)図

図1 請戸川流域(大柿ダム周辺)図


請戸川流域内のフォールアウト5年後の放射性セシウムのストック・フロー

図2 請戸川流域内のフォールアウト5年後の放射性セシウムのストック・フロー

※高瀬川流域含まず。
数値(黒字)はインベントリ(Bq)、数値(赤字)はフラックス(Bq/y)。プラスは河川・湖水への流入。