ALPS処理水の第三者分析

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第三者分析は、以下の流れで行われます。
・ ALPS処理水のサンプリング
・ 大熊分析・研究センターの放射性物質分析・研究施設第1棟での分析
・ 分析結果の国 (経済産業省) への報告・公表


※: ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議、
「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における
ALPS処理水の処分に伴う当面の対策の取りまとめ」,(令和3年8月24日)


最新のALPS処理水の第三者分析結果

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2023年12月22日(11時19分)、K4タンクB群から採取したALPS処理水の分析結果は以下のとおりです。

● ALPS処理により、トリチウム以外の核種が規制基準以下に浄化されていることの確認

トリチウム以外の核種(29核種※1)の告示濃度比総和:

0.34 < 1(1未満)となり、規制基準を満足していることを確認しました。

その他39核種※2全ての対象核種が有意に存在していないことを確認しました。

● ALPS処理水中のトリチウム濃度の確認

・トリチウム濃度:17万 Bq/L※3であることを確認しました。

※1:実施計画において、放出基準(規制基準値未満)であることを確認することが定められている核種。

※2:風評抑制の観点から、有意に存在しないことを東京電力HDが自主的に確認する核種。

※3:放出基準1,500 Bq/Lを下回るよう、東京電力HDにより海水で100倍以上に希釈。

(2024年2月26日公表)


分析結果



2023年7月10日(9時24分)、K4タンクA群から採取したALPS処理水の分析結果は以下のとおりです。(概要はこちら

● ALPS処理により、トリチウム以外の核種が規制基準以下に浄化されていることの確認

トリチウム以外の核種(29核種※1)の告示濃度比総和:

0.26 < 1(1未満)となり、規制基準を満足していることを確認しました。

その他39核種※2全ての対象核種が有意に存在していないことを確認しました。

● ALPS処理水中のトリチウム濃度の確認

・トリチウム濃度:13万 Bq/L※3であることを確認しました。

※1:実施計画において、放出基準(規制基準値未満)であることを確認することが定められている核種。

※2:風評抑制の観点から、有意に存在しないことを東京電力HDが自主的に確認する核種。

※3:放出基準1,500 Bq/Lを下回るよう、東京電力HDにより海水で100倍以上に希釈。

(2023年10月19日公表)


● 放水立坑(上流水槽)において海水で希釈後のALPS処理水中のトリチウム濃度の確認

・2023年11月1日、65 Bq/L(< 放出基準:1,500Bq/L)であることを確認しました。

(2023年11月1日公表)


分析結果

第三者分析結果の一覧

ALPS処理水の第三者分析結果の一覧は、以下のページをご覧ください。


分析結果一覧





分析の流れ
分析の方法
分析の品質管理

ALPS処理水の分析体制
Q&A
用語解説