ALPS処理水の第三者分析

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用語解説




規制基準値



原子力発電所などから環境中に放出される放射性物質の量は、国際的な勧告に基づき、人体への影響が生じない量が規制基準値として定められています。

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告示濃度、告示濃度比総和



環境中に放出することができる放射性物質の濃度限度は関係法令(告示)で核種ごとに定められており、これを告示濃度と呼びます。また、複数の放射性物質を含む場合は、核種ごとの濃度に対する告示濃度限度に対する割合を足し合わせて評価することになっており、この足し合わせた値を告示濃度比総和と呼びます。

※:原子力規制委員会告示、「放射線を放出する同位元素
の数量を定める件」(令和二年三月十八日)





放射能測定法シリーズ



放射能測定法シリーズは、トリチウムなどの環境中に存在する放射性物質を効率よく、かつ正確に分離・定量するための方法として、国により定められているマニュアルです。

※:文部科学省、「トリチウム分析法」(平成十四年改訂)




不確かさ



分析値にはさまざまな要因で、ある範囲の中でばらつきが生じます。このばらつきがどの程度なのかを表す指標が「不確かさ」です。
不確かさは分析条件に依存するため、分析の実施者によってそれぞれ異なります。




ISO/IEC17025の認定



ISO/IEC17025の認定は、トリチウム分析について、国際規格に基づいた品質管理体制が確立されており、分析結果についての信頼性が国際的に認められたことを示すものです。