ALPS処理水の第三者分析

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ALPS処理水の分析体制

政府はALPS処理水中のトリチウムを国の定めた規制基準を満足するまで希釈したのちに海洋放出する方針※1 を決定したことを踏まえ、以下のような体制で複数の機関が参画し分析を行います

※1:ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議, (令和3年(2021年)4月13日)

ALPS処理水の海洋放出の前には、ALPS処理水中のトリチウムの濃度の確認及びトリチウム以外の核種が国の定めた規制基準値を満たすまで浄化されていることの確認が必要です。
この確認のための分析は、海洋放出の実施者である東京電力HDが行いますが、JAEAとしても東京電力HDとは独立した第三者の立場で分析(第三者分析)を実施します。※2

※2:ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議,
「東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における
ALPS処理水の処分に伴う当面の対策のとりまとめ」,3ページ,
(令和3年(2021年)8月24日)

また、JAEAは当面の間、海水希釈後のALPS処理水についても国の要請に応じて分析を行います。


(出典:第101回特定原子力施設監視・評価検討会,資料1-1より)