Topics福島
トピックスふくしま No.118
2023.8.30
「現地に行き、手を動かし、分析して学ぶ」
CLADS(三春)での夏期休暇実習レポート
原子力機構では原子力分野の人材育成に力を入れています。
その一環として、大学生や高専生の夏期休暇期間中に、原子力について広く学ぶ機会を提供しています。
福島研究開発部門でもインターンシップとして、この夏も多くの学生の方に参加していただきました。
今回は福島県三春町のCLADSにおいて開催した「福島地区における放射性核種の環境動態に関する研究」について紹介します。
夏期休暇実習のスケジュール 8月上旬に開催した、今回のスケジュールはこちら↓
森林内サンプリングでは、実際に福島県の山林に足を運び、樹木の枝とその根元の土壌のサンプリングを行いました。
参加者からの声 今回の実習で初めて分析を行い、大変さと難しさを実感しました。 福島研究開発部門が求める人材
求む、挑戦者。
福島研究開発部門では原子力分野だけではなく、生物や地学などの理学系、機械や電気などの工学系、情報工学系など様々な専攻の方を募集しています。
■職場の仲間と協力しながら、課題解決に向けて取り組みができる方 ■現状に満足せず、積極果敢に挑戦が出来る方 ■仕事を通じて、福島の復興に貢献したい想いを持つ方
▷望ましい専攻分野
2日目:試料整理、粉砕、マイクロウェーブ処理
3日目:サンプル調整分析、本分析
4日目:別方法での分析
5日目:結果の確認、まとめ、発表
その後の前処理や計測を含め、分析の大変さ、奥深さ、難しさを実感していただく5日間となりました。
試料をこぼさないように、慎重に取り扱います
初心者でしたが、マンツーマンで丁寧に対応していただいたおかげで、貴重な体験をすることができました。
理学系:数学・情報、物理、化学、生物・農学、地学・地球科学、量子理学
工学系:機械・システム工学、電気・電子、材料、土木建築、環境工学、原子力工学
その他:情報工学
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