放射線に関する疑問にお答えします

「放射線って何だろう？」「放射線には体にどんな影響があるんだろう？」――。

JAEA福島研究開発部門では、そんな放射線に関するさまざまな疑問に答えるために、JAEA福島研究開発部門では、2011年7月から「放射線に関するご質問に答える会」を行っています。

園児や児童など小さなお子さんに対する放射線の影響への不安が特に大きいことを踏まえて、保護者や学校の先生方の放射線についての科学的な理解を深め、不安を少しでも和らげていただければと企画したもので、現在も活動を継続しています。

「みなさまの知りたい」に応えます

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まずは講義から

令和4年度は、福島県内の森林管理署や林業アカデミー、中学校等で合計8回の「答える会」を開催しました。
お申込みいただいた方にあわせて、お伝えする内容も変更しています。

例えば、中学校で開催したときは、「福島第一原子力発電所事故ってどんな事故だったんだろう？」「どんな影響があったんだろう？」「当時どうやって除染していたの？」についてお答えしました。

その後、除染を行う際に使用していたものと同じ型のサーベイメータを使用して、身近なものの放射線量を測る体験をしていただきました。

自分の手で測定します

林業アカデミーで開催したときには、放射線の基礎知識をはじめ、森林の中で放射性物質がどのように動いているのかをお伝えしました。
また、今後の業務に活かしていただけるよう、実際に森林内で空間線量測定の講習を実施しました。

森林内での実地講習

放射線を正しく恐れるために

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「答える会」では、放射線について正しく知っていただくことを目的としています。
放射線を『何か恐ろしいもの』のままにするのではなく、科学的に正しい知識を持っていただき、『正しく恐れ』てほしいからです。

JAEAは、みなさまの不安に寄り添い、疑問に一つ一つお答えし、引き続き放射線をはじめとする科学知識への理解を深めていただくための活動を行ってまいります。

放射線に関して疑問に思ったこと、聞きたいなと思ったことがあれば、ぜひ「答える会」にお申し込みください。