コミュニケーション活動

放射線に関するご質問に答える会

福島県内の小・中学校、幼稚園、保育園の児童・園児の保護者の方並びに先生方を対象に、「放射線に関するご質問に答える会」を開催しています。

園児や児童など小さなお子さんに対する放射線の影響への不安が特に大きいことを踏まえて、保護者や学校の先生方の放射線についての科学的な理解を深め、 不要な不安を少しでも和らげていただければと企画したもので、2011年7月の開始以来、2024年3月末までに合計で286回実施し、24,306人の方に参加いただいています。

福島県内地域別開催件数
説明資料例
説明資料例[2.8MB]

答える会では、原子力機構におけるリスクコミュニケーション活動の経験から、原則として4名の職員によるチームを構成し、放射線に関する基礎的な内容を簡単に説明したのち、参加者からの質問に対して丁寧にお答えする時間をできるだけ長くとることによって、一方向の説明ではなく参加者とのコミュニケーションが図れるようにするとともに、説明に用いる資料については、答える会を実施するごとに参加者から事前にいただいた質問や実施時間などを踏まえて内容を構成し、なるべく平易でわかりやすい記載となるよう努めています。

また、答える会に参加いただいた方からのご質問にも丁寧にお答えできるよう、努めています。以下にいくつかの質問への回答例を示します。

  1. Q1 外遊びの時に注意することは?
    A1
  2. Q2 赤ちゃんに影響を与えない放射線量は?
    A2
  3. Q3 チェルノブイリと福島の子供の甲状腺被ばく線量はどれくらいか?
    A3
  4. Q4 ガラスバッジとホールボディカウンタの結果の見方は?
    A4

今後とも、参加者にとってわかりやすい内容となるよう、説明資料の見直しなどを進めていきます。

 

< 「放射線に関するご質問に答える会」に関するお問合せ・お申込み先 >
日本原子力研究開発機構 福島廃炉安全工学研究所
フリーダイヤル 0120-506-292(受付時間:月~金 9:00~17:00)

発見!理科教室


身近にある「なぜ?」に気付いてほしいから
未来の研究者応援プロジェクト

これからの未来を担う皆様に向けて、福島県内の小学生~高校生を対象に、理科教室を開催しています。
普段触れることのない機器などに実際に触れながら、実験や観察が行えます。
子どもたちの好奇心をかきたてるよう、研究者や技術者が分かりやすく説明します。


まずはお問合せ下さい。



ミクロな世界を見てみよう


理科教室:講義
実際に研究で使用している最先端の顕微鏡を使用して、植物や昆虫の複眼などを観察します。
モニタ上に映し出されるため、みんなで確認しながら、研究者が説明することができます。

(中学校理科教室等)
-196℃ってどんな温度?


理科教室:バナナ
液体窒素を使用して超低温でどんな変化が起こるのかを体験します。
バナナで釘打ちをしてみたり、バラの花びらを粉々にしてみたり、有名だけれども実際に体験することが少ない実験を行います。

併せて、液体、固体、気体の三態について説明します。

(中学校理科教室等)


サーベイメータで宝探し


科学イベント等
実際に計測で使用されているサーベイメータを使用して、パネルの下に隠された宝物(線源)を見つけましょう!

放射線とその測定の方法について、実際に手を動かしながら学べます。

(科学イベント等)
< 発見!理科教室 に関するお問合せ・お申込み先 >
日本原子力研究開発機構 福島廃炉安全工学研究所