Topics福島
トピックスふくしま No.127
2025.9.8

小高産業技術高等学校講義実習
福島廃炉安全工学研究所では原子力機構の取り組みを広く知っていただくため出張講座を行っています。今回は7月4日に小高産業技術高等学校産業革新科1年生を対象に放射線に関する講座を実施した活動内容を報告します。同校での開催は今回で4回目の開催となります。

▽目次
1.講座のスケジュール
2.講義と実習
3.最後に
講座のスケジュール
前半は座学として講義を受けていただきました。後半の実習では、実際にGMサーベイメータ(放射線量を測定する機器)で標本試料を測定し、自然界に放射性物質(核種)が含まれ、放射線が存在していることを体験的に学んでいただきました。
講義と実習 講義の様子 実習を行う前にまずは講義の受講です。
実習の様子~サーベイメーターを使用した測定体験~ 次に、実際にサーベイメーターを使用して測定体験を行いました。
最後に 最後に、まとめとして今回の講義・実習を通しての感想などを発表してもらいました。生徒の皆さんそれぞれに色々な気づきがあり、学びの深まる時間となりました。
原子力機構設立20周年記念のうちわを手に記念撮影をして終了となりました。
①講義
②実習-放射線を測定してみよう
・放射能を測定する
・距離と放射線の関係を調べる
・放射線を様々な材料で遮る
③まとめ:グループ毎の発表(感想)
講義では福島廃炉安全工学研究所の業務内容や放射線の基礎知識について理解を深めていただきました。
まず、班に分かれて標本試料(御影石・こんぶ・肥料・マントルなど)を測定し、放射線量を数値で確認していただきました。
続いて、放射線の影響を小さくする方法を体験していただくために、線源(マントル)からの距離を変えたり、遮蔽物を線源と測定器の間に挟んだりして放射線量の変化を測定し、それぞれグラフ化して目で見て違いを確認することで、放射線の特徴を体感していただきました。
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