福島リサーチカンファレンス

廃棄物の分析技術開発に関する研究カンファレンス

廃棄物の分析技術開発に関する研究カンファレンス(FRCWM2018)を開催

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 廃炉国際共同研究センター(CLADS)では、平成30年6月19日(火)、20日(水)、福島県双葉郡富岡町「学びの森」において、今年度第1回福島リサーチカンファレンスとして、今後の廃止措置研究の促進を図るため、廃棄物管理に関する研究開発を進めていく上で必須となる、廃棄物の分析に関する技術開発を中心に、最新の知見に関する意見交換を行う「廃棄物の分析技術開発に関する研究カンファレンス(FRCWM2018)」を開催した。

6月19日(火)は約100名の参加があり、はじめに、本カンファレンスの企画検討会主査である東京大学の長谷川秀一教授より挨拶があり、続いて東京電力ホールディングス株式会社佐橋憲司氏による講演「福島第一の廃棄物管理」が行われ、その後「原子力施設での事故廃棄物の特性」と「福島第一における廃棄物の分析に関する研究の現状」の2つのセッションで英国セラフィールドサイトでの廃棄物の性状把握の方法、チェルノブイリ原子力発電所の事故により放出された放射性核種、福島第一原子力発電所で発生した廃棄物の分析及びその結果を用いた性状把握の開発といった議論が行われた。

6月20日(水)は約100名の参加があり、「分析技術の高度化」として2つのセッションが行われた。さらに、大学生等の若手研究者による19件のポスター発表では、昼食を含めて2時間30分にわたって熱心な議論が行われた。優秀なポスター発表に対して、企画検討会より表彰を行った。

6月21日(木)は24名の参加により、福島第一原子力発電所及びJAEA楢葉遠隔技術開発センターの見学が行われた。

本カンファレンスでは、外国の専門家4名(英国(セラフィールド社)、露国(福島大)、中国(放医研)、ベトナム(JAEA))を含む10名が講演を行った。

議論を通じて、福島第一原子力発電所の廃止措置を促進するために、廃棄物の分析、性状把握の重要性が再認識された。また、留学生を含む学生の参加が13名あり、若手研究者の積極的な参加、ポスター発表は次世代の育成に向けた貴重な場であり、ポスター賞を授与することにより奨励を図った。このようなカンファレンスの実施は、廃炉研究を進める上での大きな成果となった。

集合写真
集合写真
カンファレンスの様子
カンファレンスの様子

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