福島リサーチカンファレンス

シビアアクシデントと1F廃炉に係る材料科学ワークショップ2019

シビアアクシデントと1F廃炉に係る材料科学ワークショップ2019を開催

 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 廃炉国際共同研究センター(CLADS)では、令和元年7月10日(水)から12日(金)にかけて、福島県いわき市「スパリゾートハワイアンズ」、楢葉町「楢葉遠隔技術開発センター」「J-Village」において、令和元年度第2回福島リサーチカンファレンス(FRC)として、「シビアアクシデントと1F廃炉に係る材料科学ワークショップ2019」を開催しました。本ワークショップでは、福島第一原子力発電所の燃料デブリ取出しに向けて材料科学的な知見をどのように活用していくかをテーマに、様々な研究分野の専門家(シビアアクシデント解析、材料科学、大規模模擬試験、モデリング、データベースなど)が最新の研究成果を紹介し、意見交換を行いました。また、国内外のシニア・学生・若手の研究交流を目的に約45件のポスター発表からなるポスターセッションを開催し、活発な討論がなされました。日本の若手の1F廃炉研究のレベルの高さについて、海外のシニア研究者より多くの賞賛がありました。

 初日の7月10日(水)には、スパリゾートハワイアンズでワークショップを開催し、国内外の研究者に、研究交流だけでなく、福島県の文化とその震災からの復興にも触れていただき、親交を深めることができました。7月11日(木)には、参加者のうち39名(うち海外22名)が1F見学し、1F廃炉が着実に進んでいる姿を目の当たりにすることができました。また、FRC初の試みとして、ポスターセッションで国内外のシニア・中堅・若手が廃炉研究について活発に交流する姿を一般およびマスコミに公開しました。7月12日(金)には、材料科学が事故進展解析やデブリ特性評価に果たす役割に関するパネルセッションが開催され、今後の研究協力に向けた方向性を示すことができました。多くの参加者より、このような分野横断した情報交換の場は貴重であり、今後も継続して企画してほしいという要望がありました。

 参加者は、海外から45名(フランス9名、米国6名、ロシア6名、チェコ4名、スウェーデン4名、韓国5名、ドイツ3名、英国2名、イタリア2名、スロバキア1名、ウクライナ1名、カナダ1名、コロンビア1名)、国内から約89名(原子力機構、大学、東電、IRID、国内研究機関、燃料メーカー、など)と盛況でした。

7月10日
7月10日

7月10日集合写真とセッション(ホテルハワイアンズ)

7月11日
7月11日

7月11日見学ツアーとポスターセッション(楢葉遠隔技術開発センター)

7月12日
7月12日

7月12日パネルセッション(J-Village)