福島第一発電所事故後の福島総合環境情報サイト(JAEA CEIS)とは

 福島総合環境情報サイト(JAEA Comprehensive Environmental Information Site: JAEA CEIS)は、福島第一原子力発電所の事故後に環境中に分布した放射性セシウムは今、どうなっているのか。これからどうなるのか。私たちはどのようなことに気をつければよいのか―そんな疑問に総合的に答えるサイトです。

 福島総合環境情報サイトには3つのコンテンツがあります。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故後、環境中に放射性物質が広く分布しました。原子力機構では、環境中に放出された放射性物質のうち特に放射性セシウムの分布やそれによる空間線量などの情報を幅広く取得してきました。これらのデータは放射性物質モニタリングデータの情報公開サイトにまとめられています。
 ⇒放射性物質モニタリングデータの情報公開サイト

 これまで蓄積されてきたデータを基に、環境中の放射性セシウムの移行挙動について解析的な手法により様々なケーススタディを行ってきました。具体的には、

  • 放射性セシウムは環境中でどういうメカニズムでどのように動いているのか
  • 空間線量率や放射性セシウムの濃度は環境条件の違いによりどのように変化するのか
  • 空間線量率や放射性セシウムの濃度は将来どうなっていくのか
 これらの成果は、除染等の対策の有効性の確認にも応用可能です。このような解析的研究によりわかってきたことは、解析事例サイトにまとめられています。
 ⇒解析事例サイト

 このような実測データや解析により明らかになった知識は、報告書や論文として専門家間で共有するだけではなく、一般の方にも分かりやすく公開・説明する環境が必要だと考えています。根拠情報Q&Aサイトはこのような目的のために作成されたコンテンツです。
根拠情報Q&Aサイトでは、知識をわかりやすく提供するため、以下のような工夫をしています。

  • 一問一答のQ&A形式
  • 利用者ひとりひとりの知識レベルに合わせて、簡単な解説から専門的な報告まで記載
  • さらに詳しく知りたい方のために、知識の元となる論文、報告書やウェブサイトへリンク
 ⇒根拠情報Q&Aサイト

 これらの3つをまとめた福島総合環境情報サイトでは、モニタリング・調査による実測データ、解析による成果、およびそれらから明らかになった知識を、科学的な裏付けに基づいた情報として随時更新・提示します。これにより、避難指示解除や帰還に関する自治体の計画立案、被ばく低減のための合理的な安全対策の検討に役立てていきます。(図1)



CES

図1 福島総合環境情報サイト

問合せ先

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 福島研究開発部門

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