研究開発成果
「日本原子力学会及びTaylor & Francis社<JNST Most Cited Article Award(特賞)>」を受賞
CLADS 佐藤優樹 研究主席が「JNST Most Cited Article Award(特賞)」を受賞しました。
本賞は、日本原子力学会の英文論文誌Journal of Nuclear Science and Technologyの専門誌としての評価向上に貢献した論文を顕彰することを目的とし、出版社Taylor & Francis社の支援のもと創設されました。
今回の受賞は、2019年 Volume 56に掲載した論文のうち、出版直後から60か月間の直接引用件数が顕著だった論文に授与されたものです。
本論文では、コンプトンカメラを遠隔操作ロボットに搭載し、福島第一原子力発電所(1F)1号機原子炉建屋1階の大物搬入口付近において、放射能汚染が高濃度に蓄積した箇所、すなわちホットスポットを遠隔で可視化できることを実証しました。本研究成果は特に優れた論文として評価され、特賞を受賞しました。
その後、本システムは、サーベイメータによる線量率測定や、3次元測域センサを用いた自己位置推定および環境地図作成の同時実行(SLAM)技術との統合により発展し、線量率および放射能汚染箇所を3次元的に把握できるシステムへと進化しました。さらに、1号機原子炉建屋の深部において、本システムを用いた実証試験にも成功しています(参考情報参照)。
![]() |
▽論文情報
https://doi.org/10.1080/00223131.2019.1581111
▽参考情報
https://doi.org/10.1080/00223131.2023.2282551
