研究開発成果
「環境放射能除染学会 優秀口頭発表賞」を受賞
CLADSの高木毬衣特定課題推進員 阿部智久技術副主幹 舟木泰智GL 吉村和也MG 眞田幸尚次長が東京電力ホールディングス株式会社と共同発表を行った「帰還困難区域等における屋外作業者の被ばく線量評価」が、第13回環境放射能除染研究発表会において優秀口頭発表賞を受賞しました。
本研究では、東京電力の作業員の業務中における被ばく線量データを統計的に解析し、環境中の線量率の測定データと比較しました。
今後、比較的測定しやすい空間線量率から得られた換算係数を用いて、実測の難しい被ばく線量を推定することが可能となります。
さらに、換算の精度向上のため、不確かさの評価や要因を解析していく予定です。