研究開発成果

国際会議(AOCRP6)で「若手研究者賞&口頭発表者賞」を受賞


廃炉環境国際共同研究センターの越智 康太郎 研究員と御園生 敏治 研究員が、インドにて開催された国際会議AOCRP6(6th Asian and Oceanic Congress on Radiation Protection)において、 放射線防護の分野に貢献したアジア・オセアニア地域の若手研究者に贈られる「Top Prize of the IRPA-Young Scientists Award」及び口頭発表者から選出される 「Second Prize of the Oral Presentation」を受賞しました。

本研究では、陸域環境において、土壌中放射性セシウムの深度分布の変遷を調査し、現場で迅速かつ簡単に放射性セシウム沈着量を推定する技術を実証しました。 また、海域環境においては、沿岸における海底土中の放射性セシウム濃度から対象エリア内の放射性セシウム量を定量化し、河川出水による変動量を計算した結果を報告しました。


※本研究に関する情報は、下記URLからご覧いただけます。
・空間線量率から放射性セシウムインベントリーへの換算係数の妥当性確認
・福島県近沿岸海域等における放射性物質等の状況調査



【その他、福島県の環境回復に係る研究・モニタリング情報についてはこちら】
・放射性物質モニタリングデータの情報公開サイト
・福島総合環境情報サイト「FaCE!S」