成果報告会

令和7年度 福島廃炉安全工学研究所成果報告会


「令和7年度 福島廃炉安全工学研究所成果報告会」でのご質問及び回答


ご質問内容 回答
セシウムは時間とともに土壌下方に移行していくと思います。
そのため、エリアあたり1回の測定を行ったとしても、その後物理学的半減期で減少させるだけであれば、数年経過すると測定値に誤差が生じるのではないでしょうか?
数年経過したのち、再度測定を行っていくということでしょうか?

ご指摘の通り、土壌中の放射性セシウムは時間とともに徐々に下方に移行します。また、量は少ないものの大雨等により森林斜面から流出します。そのため、物理学的半減期だけではなく、上記のような放射性セシウムの移行も空間線量率を低減させる要因となります。

原子力機構では、事故以降、継続的に実施されてきた様々なモニタリング結果を総合的に解析して、今後も空間線量率の変動傾向を注視していきます。

浪江町は、現在でも80%が帰還困難区域になっています。大半が森林地帯のため、復興が困難と思います。こうした森林地帯を復興させるためには、木材産業を活性化させることと思いますが、未だに詳細な空間線量率も把握されていないようです。早急に測定するとともに除染を行い、避難指示を解除して住民の帰還と復興を支援する必要があります。元来、浪江町は、原発立地の自治体でないため、原発の恩恵を受けていません。そうした町が、いつまでも放置されていることに遺憾に感じます。早急に線量測定し、復興計画を立案すべきと思います。

原子力機構では、これまでに関係省庁、関係自治体、住民の皆様等からいただいたニーズを受け、森林における詳細なモニタリングを実施するための技術開発を進めてきました。その成果について、今回の発表でご報告させていただきました。引き続き、地域の復旧復興の加速化につながるような技術開発を進めて参ります。

今回の成果報告会の内容に関し、例えば生成AIを用いて、中学生でもわかるような説明に変換した内容を原子力機構HPにて公開されては如何でしょうか? 一般の方々向けに発表する資料について、皆様に分かりやすい説明となるよう今後も取り組んでまいります。貴重なご意見をいただきありがとうございました。

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