職員紹介
研究職
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狩野 貴宏
廃炉環境国際共同研究センター
デブリ探査グループ
2020年3月 | 大学院(電気系)修了 |
2020年4月~現在 | 採用 廃炉環境国際共同研究センター 遠隔技術ディビジョン 遠隔分析技術開発グループ 廃炉環境国際共同研究センター 遠隔技術ディビジョン 先進放射線計測研究グループ 廃炉環境国際共同研究センター デブリ探査グループ 配属 5年目 |
勤務地:廃炉環境国際共同研究センター
居住地:富岡町(勤務地まで自転車で約15分)
私は、福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた、レーザー誘起ブレークダウン分光法(以下LIBSという。)の研究開発を行っています。
LIBSとは、試料にレーザーを照射し、生成されるプラズマの発光スペクトルを分光器を用いて測定することで元素分析を行う手法です。
普段は、廃炉環境国際共同研究センターの研究室や福島第一原子力発電所構内等で実際にLIBSを用いた試験・研究開発を行っています。
外部と共同で研究開発を行うこともあり、最近では、マイクロ波を用いたLIBSによるウラン同位体の測定試験を行いました。

福島第一原子力発電所の廃止措置にLIBSを導入するため、引き続き試験・研究開発を進めていきたいと考えています。
また、最近取り組んでいるマイクロ波を用いたLIBSの研究もさらに進めていきたいと考えています。
LIBSの専門知識や技術がない人が現状の装置を取り扱うのは非常に難しいという課題があります。誰もが使えるより実用性のある測定装置の開発に向けた研究も進めていきたいです。
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休日は、自宅でのんびり過ごすことが多いです。
時々、趣味の写真撮影に出かけて、リフレッシュや研究アイデアを模索します。
写真は、富岡町夜ノ森の桜です。道路沿いの桜並木は非常に見ごたえがあり、撮影しがいがあります。夜は、ライトアップされて違った一面の桜が見れるのもおすすめのポイントです。
実家に帰省した際は、愛猫をの写真を撮ることが楽しみです。うちの猫は、ドアを開けるタイプですぐどこかに行ってしまうので困りますが、そんな一面もまた愛おしい瞬間です。
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