発表・お知らせ

令和5年2月22日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
福島研究開発部門


「2022年度研究開発プロジェクトの進捗状況」について


 本日、廃炉・汚染水・処理水対策チーム会合/事務局会議が開催され、「2023年度廃炉研究開発計画について」の報告において、「2022年度研究開発プロジェクトの進捗状況」も報告しました。
 JAEAが実施した開発テーマは以下の通りです。


 JAEAでは、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ確実に実現するため、中長期的な現場ニーズを踏まえつつ、放射線や核燃料の専門家と研究施設を活用し、燃料デブリの取り出し、放射性廃棄物の取り扱いに関する様々な研究開発を実施しています。
 これらの研究開発で得られた成果を積極的に発信・共有し、廃炉現場に実装されています。



【報告資料はこちら】
廃炉・汚染水・処理水対策チーム会合/事務局会議(第111回)
議題:⑧その他

【資料4】2023年度廃炉研究開発計画について


P17~35(参考2)2022年度研究開発プロジェクトの進捗状況


JAEA開発テーマ

P19/35:原子炉建屋内の環境改善のための技術の開発(被ばく低減のための環境・線源分布のデジタル化技術の開発)

P21/35:燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発

P22-23/35:燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発(燃料デブリの分析精度の向上、熱挙動の推定及び簡易分析のための技術開発)

P23/35:燃料デブリの性状把握のための分析・推定技術の開発(原子炉圧力容器の損傷状況等の推定のための技術開発)

P29/35:安全システムの開発(被ばく線量評価のための分析手法の技術開発)

P31-33/35:固体廃棄物の処理・処分に関する研究開発

P34-35/35:固体廃棄物の処理・処分に関する研究開発(簡易・迅速化された分析技術を用いた標準的な分析法の検討)


※JAEAの廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)では、原子力の課題解決に資する
 基礎・基盤研究を進めています。
 その取り組み内容は、下記ホームページでご紹介しています。

 https://clads.jaea.go.jp/jp/