発表・お知らせ

令和4年6月24日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
福島研究開発部門
大熊分析・研究センター


放射性物質分析・研究施設第1棟(大熊分析・研究センター)
の竣工と今後の予定について


 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下「JAEA」)の放射性物質分析・研究施設第1棟(以下「第1棟」)は、東京電力ホールディングス株式会社(以下「東京電力」) の福島第一原子力発電所(以下「1F」)で発生した低線量(1mSv/h以下)及び中線量(1mSv/h~1Sv/h以下)の固体廃棄物の分析及びALPS処理水の第三者分析を実施する施設です。
 第1棟は、2017年より建設工事を進めてきましたが、今般、工事の最終段階であります総合機能試験を終了し、6月24日に竣工し工事業者からの引き渡しを受けました。
 今後は、試験運用・分析準備を実施し、2022年9月頃に管理区域等の設定を行い、放射性物質を用いた分析作業に着手する予定です。
 なお、本施設は、JAEAが設計・建設、運営(分析実務及び施設運用)、保安活動について責任をもって行います。原子炉等規制法上の取扱いとしましては、特定原子力施設の一部であるため、東京電力が実施計画を策定し、保安に関する統括管理を行います。



【概要はこちら】

 「放射性物質分析・研究施設第1棟(大熊分析・研究センター)の竣工と今後の予定について」