1. 設計思想
本除染モデル実証事業によって除染作業を行ったエリアおよび仮置場については,除染中および除染後,又,除去物搬入中,搬入後について,経時的な空間線量率の推移を把握しておくことが望ましいです。特に,除染後の空間線量率の変化については住民の関心が高いことが想定されることから,除染モデル事業実証事業の作業期間中の空間線量率の経時的な変化を定点を設けて把握することとしました。
2. 計画
除染中については,すべてのエリアにおいて定点モニタリングポイントを設定し,毎日,空間線量率(1m,1cm)および表面汚染密度を計測して記録しました。除染中の除染エリアの計測結果の推移を経時的に把握しながら除染を進め,さらに仮置場についても敷地境界を重点的にモニタリングポイントと設定してモニタリングを行う事としました。