【除染モデル実証事業編】報告書2.4.2(1)①(b)章“Ⅲ 農地”より
耕運機により土壌を耕し,土壌中の放射性物質の位置を分散させました(これにより,地表層の放射性物質濃度は希釈される)。撹拌深さは,耕盤の深さや使用する耕運機の能力をもとに本事業では25cmで実施しました。
ビニールハウス内等の大きな重機を用いることのできないエリアでは,小型耕運機を用い,撹拌の深さは10~20㎝で実施しました。
除染前 | 除染後 | 低減率(%) | |
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空間線量率(1m) (μSv/h) | 0.84 | 0.58 | 31 |
表面線量率(1cm)(μSv/h) | 0.97 | 0.65 | 33 |
表面汚染密度(cpm) | 514 | 404 | 21 |
撹拌耕による農地の除染(田村市)