福島リサーチカンファレンス

原子力施設における遠隔技術に関するカンファレンス

原子力施設における遠隔技術に関するカンファレンスを開催

平成29年11月29日(水)、11月30日(木)に楢葉遠隔技術開発センター 研究管理棟において、平成29年度、第5回福島リサーチカンファレンスとして、原子力施設において円滑に作業を進めるために重要となる遠隔技術について「原子力施設における遠隔技術」(FRC on Remote Technologies on Nuclear Facilities)を開催した。

本カンファレンスでは基調講演として、淺間一 教授(東京大学)より福島第一原子力発電所の現状とそこで活躍するロボットを含む遠隔技術並びに技術的課題に関する講演があった。続いて、福島第一原子力発電所の廃止措置において重要となるロボットの性能評価に関してRaymond Sheh氏 (Curtin University)よりロボットの標準試験法について講演が行われた。また、遠隔機材による原子力災害対応に取り組んでいる以下の方々が講演し、原子力災害対応の遠隔機材について技術的課題、オペレータの育成、機材の運用、安全など多角的な視点から議論が行われた。

  • 斉藤 陽平氏 (美浜原子力緊急事態支援センター 日本)
  • Michael Gustmann氏 (Kerntechnische Hilfsdienst GmbH 独国)
  • Jean-Louis PORTIER氏 (Groupe INTRA 仏国)

さらに、ポスター発表では若手の研究者や学生を中心に研究の発表があり、活発な討論が行われた。加えて、参加者は会場となった楢葉遠隔技術開発センターを見学し、模擬環境による試験の重要性とこれに対するセンターの取り組みについて理解を深めた。

最後にパネルディスカッションにて、川端邦明(日本原子力研究開発機構)がファシリテーター、講演者並びにRobin Murphy教授(Texas A&M University)、木村哲也准教授(長岡技術科学大学)、川妻伸二(日本原子力研究開発機構)がパネリストとなり、原子力施設における遠隔技術の今後のあり方について活発な議論を行った。

本カンファレンスでは、国内外の専門家との意見交換を通じ、廃止措置・災害対応に関する遠隔技術の重要性や難しさについて再認識するとともに、今後の研究開発の促進に大きく貢献した。

RCWM2016の参加者の集合写真
RCWM2016の参加者の集合写真
RCWM2016の参加者の集合写真
RCWM2016の参加者の集合写真

講演資料

Session1: Deployed Solution of Remote Technologies in Nuclear
Outline of Mihama Nuclear Emergency Assistance Center
Mr. Yohei Saito (The Japan Atomic Power Company) [Slide Data]

Developing The Measurement and Standards Infrastructure to Quantitatively
Evaluate Remotely Operated Robots for Hazardous Operational Tasks
Dr. Raymond Sheh (Curtin University) [Slide Data]

 

Session2: Remote Technologies for Emergency Response
KHG:The German Nuclear Emergency Response Team
- Tools and Energy Supply Concepts for Remote Handling Equipment –
Dr. Michael Gustmann (Kerntechnische Hilfsdienst GmbH) [Slide Data]

GROUPE-INTRA's Equipment Development and Evolution 2018
Dr. Jean-Louis PORTIER (Groupe INTRA) [Slide Data]

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