Q4-3-3
海水中や底質中の放射性セシウム濃度はどう変化しているのか。

福島県の海水中および底質中の放射性セシウム濃度は、事故直後は高かったものの、その後低下しています。

  • 底質(右図中では海底土)については、放射性セシウム濃度が減少しつつも、より南北及び沖合に移動しています。これは発電所付近の高濃度の放射性セシウムを含む底質が、徐々に移動したためと考えられます(右下図)。
原子力規制庁の発表でも、海水中の放射性セシウムについては福島県の沿岸から沖合に関して、減少傾向がみられています。

出典:福島沿岸の海水の放射能濃度の推移
(原子力規制庁,2017)

福島県沖の海水中(上)及び海底土中(下)放射性セシウム濃度の経時変化

出典:水産庁「水産物の放射性物質の検査に係る報告書」(平成23年3月∼平成27年1月)

参考文献

1) 原子力規制委員会, “福島沿岸の海水の放射能濃度の推移”, 5p.

2) 水産庁, “水産物の放射性物質の検査に係る報告書(平成23年3月~平成27年1月)”, 2015-04-06, 165p.