Q4-2-4-(3)
今後もダムに放射性セシウムが流入し、ダム湖内には汚染が蓄積し続けるのではないか。<今後の濃度の予測技術>

降雨時に土砂とともにダム湖に流入する放射性セシウムは、多くが湖底に蓄積されます。蓄積する割合は、降雨の強さや継続時間が大きいほど小さく、また流入する土砂の粒径分布等に依存します。

大柿ダムに流入する水中の放射性セシウム濃度の
経時変化の観測値と解析入力値

大柿ダムから流出する水中の放射性セシウム濃度の
経時変化の観測値と解析結果の比較

降雨の強さ(流量)や継続時間と放射性セシウム流出率の関係(容量107m3のダム湖の例)

  • ダム湖内での放射性セシウムの動きを解析しました。解析結果として得られた大柿ダムの放流工におけるセシウム濃度は観測値をよく再現しました。
  • 流出する割合は、降雨の強さや継続時間が大きいほど上昇し、また浮遊土砂の粒径分布等に依存することが分かりました。

出典:Kurikami et al., 2016, Journal of Environmental Radioactivity, vol.164, 73-83.

参考文献

1) Kurikami, H. et al, Numerical study of sediment and 137Cs discharge out of reservoirs during various scale rainfall events, Journal of Environmental Radioactivity, vol.164, 2016, p.73-83.