Q4-1-9
森林等から河川に放射性セシウムが流入し続け、汚染が継続するのではないか。

森林から渓流水に流入する放射性セシウムの濃度は、時間とともに減少する傾向にあります。

  • 福島県川俣町の調査事例では、森林からの水が流入する渓流水において、大部分(90%以上)のセシウムは、浮遊懸濁物質に吸着された形で存在していました。
  • また、上記のいずれの渓流でも、溶存態浮遊懸濁物質粗大有機物に吸着された形の放射性セシウムの濃度は、時間とともに減少する傾向にあります。

左図:
川俣町の3河川の渓流水に含まれる浮遊懸濁物質粗大有機物中放射性セシウム濃度の時間変化(上段)、及び溶存態の放射性セシウム濃度の時間変化(下段)

出典:原子力規制庁委託事業「平成26年度東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の分布データの集約及び移行モデルの開発 」事業 成果報告書

参考文献

1) 日本原子力研究開発機構, “原子力規制庁委託事業「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の分布データの集約及び移行モデルの開発」成果報告書”, 2015.