Q3-2-4
樹木内の放射性セシウム濃度は時間とともにどう変化しているのか。徐々に根から吸収されるのではないか。

各部位の放射性セシウム蓄積量の割合は、時間と共に変化しています。樹木内の放射性セシウム濃度は年を経ても大きな変化が認められず、樹木が放射性セシウムを積極的に吸収していることは確認されていません。

  • 部位別の放射性セシウム蓄積量の割合は時間と共に変化しています。2012年以降は、福島県川内村のスギ林、大玉村のスギ林及び只見町のスギ林における調査事例では、大部分の放射性セシウムが土壌落葉層に分布しています。
  • 事故後に樹木が放射性セシウムを吸収すると、樹木内部(心材辺材)の濃度は上昇すると考えられますが、上記いずれの地点における調査でも、樹木内部の濃度は依然として全般に低く、樹木が放射性セシウムを積極的に吸収していることは確認されていません。

樹木の部位別の放射性セシウム蓄積量の変化(心材辺材を合わせて材と表記)

出典:林野庁「平成27年度森林内の放射性物質の分布状況調査結果について」(平成28年3月25日)

参考文献

1) 林野庁. 平成27年度森林内の放射性物質の分布状況調査結果について, 2016-03-25.