Q2-3-6
外部被ばく線量の測定・評価にはどのような方法があるのか。それぞれの方法の特徴は。

外部被ばく線量の測定・評価法は、1. 個人線量計を用いた測定、2. 空間線量率に基づく推定に大別されます。それぞれ長所と短所があり、これらを良く知った上で使用することが大切です。

1. 個人線量計を用いた測定

  • 長所
    • 人体表面で測定を行なうため実際の被ばく線量に近い値が得られる
  • 欠点
    • 連続して装着することが必要であるため、住民に負担をかける
    • 住民がこれから帰還する地域の測定は難しい

2. 空間線量率に基づく推定

  • 長所
    • 住民の行動パターン等について単純な仮定をおけば容易に被ばく線量が評価できる
  • 欠点
    • 一般的に評価結果は大きな誤差を含む
    • 個人の被ばく線量を評価することが難しい
  • 国では基本的に個人線量計を用いた測定を重要視する方針を示していますが、個人線量計の測定を行えない場合もあるため、ケースに応じて適切な被ばく線量測定・評価法を工夫することが必要です(Q2-3-4参照)。