Q2-3-2
空間線量率から精度よく被ばく線量を推定することはできないか。

空間線量率に基づく推定法の精度を高めるための取組みがなされ、現実的な被ばく線量の評価が行えるようになっています。

従来法での誤差の要因

  1. 空間線量率は場所により多様に変化するが、この変化が考慮されない。
  2. 場所ごとの滞在時間について単純な仮定が使用される。
  3. 周辺線量当量から実効線量への線量換算係数が1として扱われる。

→ 対策

  1. 生活行動経路を詳細に聞取り調査し、調査に沿った詳細な空間線量測定を行う
  2. 生活行動パターンを聞取り調査し、上記1で得られた結果とそれぞれの場所での空間線量率に掛け合わせて被ばく線量を評価する
  3. 係数0.6を使用する
想定生活行動パターンにおける被ばく線量の推定
聞取りした想定生活行動パターン・経路と対応する測定結果から、そのパターンで生活した場合の被ばく線量を推定
(この方式による調査が原子力規制庁の委託事業で進められています)