Q1-5-3
環境測定の信頼性はどのように確認されてきたのか。

正確な強さのわかった標準線源を使った測定器の値付け(校正)や、使用されている複数の測定器を同時に用いた比較測定を行うとともに、外部有識者によるチェックも実施して測定の信頼性を確認しています。

標準線源を用いた校正装置

入射方向による測定値の変化


エネルギーによる測定値の変化
(Tsuda et al, 139: 260-265 (2015))

KURAMA-Ⅱシステムの性能の確認

JIS規格の基準内の精度で測定ができることを標準線源を用いて確認
  • 測定器の校正や測定の相互比較により測定装置・手法の確認を行うのに加えて、外部有識者により組織された委員会で測定結果の妥当性について確認を行います。
相互比較の様子
相互比較結果
可搬型ゲルマニウム半導体検出器による in situ 測定の相互比較

同じ場所で同様の沈着量が測定されることを確認
(Mikami et al., Jpn J Health Phys, 50: 182-188 (2015))

試料比較の様子
相互比較結果
固定型ゲルマニウム半導体検出器による土壌試料測定の相互比較

共通の試料に関して同様の核種濃度が測定されることを確認
(第1次分布状況調査報告書)

参考文献

1) Tsuda, S. et al, Characteristics and verification of a car-borne system for dose rate in air: KURAMA-II, Journal of Environmental Radioactivity, vol.139, 2015, p.260-265.

2) Mikami, S. et al, In situ gamma spectrometry intercomparison in Fukushima, Japan, Japanese Journal of Health Physics, vol.50, no.3, 2015, p.182-188.

3) 原子力規制委員会, “放射線量等分布マップの作成等に関する報告書(第1編)”.