Q1-2-1
半減期から予想される以上に空間線量率が減少した攪乱のない平坦地では、放射性セシウムはどこに行ったのか。

土壌中の放射性セシウムは時間とともに徐々に深さ方向に浸透していきます。地中に浸透すると、土による環境ガンマ線遮蔽効果が大きくなるため、空間線量率が小さくなります。

放射性セシウム沈着量の90% が含まれる深さ L90% の経時変化

  • 放射性セシウムのかなりの部分はまだ地表面から5cm 以内に存在しています。

放射性セシウムの浸透と空間線量率の減少の関係

  • 土による遮蔽効果の増加により、平坦地での空間線量率の減少が説明できます。

参考文献

1) 原子力規制委員会, “平成26年度東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の分布データの集約及び移行モデルの開発事業成果報告書”.