廃止措置に向けた取り組みDECOMMISSIONING

廃止措置及び廃棄物管理におけるセメント系複合材料に関する研究カンファレンス(RCWM2017)を開催

廃止措置及び廃棄物管理におけるセメント系複合材料に関する研究カンファレンス(RCWM2017)を開催

 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 廃炉国際共同研究センター(CLADS)では、平成29年6月20日(火)、21日(水)、福島県双葉郡富岡町「学びの森」において、今年度第1回福島リサーチカンファレンスとして、今後の廃止措置研究の促進を図るため、廃止措置及び廃棄物管理で多岐にわたって利用されているセメント系複合材料を中心に、最新の知見に関する意見交換を行う「廃止措置及び廃棄物管理におけるセメント系複合材料に関する研究カンファレンス(RCWM2017)」を開催しました。
 6月20日(火)は一般公開、プレス公開が行われ、約100名の方々にご参加いただきました。はじめに、本カンファレンスの企画検討会主査である北海道大学の佐藤正知名誉教授より挨拶があり、続いてCLADS芦田ディビジョン長の講演「本カンファレンスの研究開発への反映」、東京電力ホールディングス伊藤グループマネージャーの講演「福島第一原子力発電所の廃棄物管理」がありました。その後「欧米における廃止措置への材料研究の活用」と「大学等における廃止措置への材料研究の活用」の2つのセッションで議論が行われました。
 6月21日(水)は専門家会議が行われ、約70名の方々にご参加いただきました。「廃止措置全般にわたるセメント系材料の活用」と「処理処分におけるセメント系材料の活用」の2つのセッションが行われました。さらに、大学生等の若手研究者による21件のポスターセッションでは、昼食を含めて2時間45分にわたって熱心な議論が行われました。
 6月22日(木)は24名の方々にご参加いただき、JAEA楢葉遠隔技術開発センター及び福島第一原子力発電所の見学が行われました。
 本カンファレンスでは、海外の専門家6名(米国(SRNL)、英国(NNL、セラフィールド社、シェフィールド大)、仏国(CEA))を含む13名が講演を行いました。また、プレス2社(福島民報、福島民友)の取材がありました。
 議論を通じて、福島第一原子力発電所の廃止措置を促進するために、国内外の機関の更なる研究協力の重要性が認識されました。また、参加者の約1/4が留学生を含む学生であり、若手研究者の積極的な参加及びポスター発表は今後に向けて頼もしいことであり、廃炉研究を進める上での大きな成果となりました。

RCWM2017参加者の集合写真

会議の様子